海への敬意から生まれたコラボ
LOCMANとセーリングの関係は、2006年にエルバ島で開催されたワールドマッチツアー LOCMAN CUPから始まった。
創業者のマルコ マントヴァーニは、セーリングが大好きで、エルバ島の自然に強い敬意を抱いていたため、腕時計ブランドを創業し、PRのためにスポーツ競技にスポンサードをすることを考えたときに、ヨットの大会をスポンサードすることは自然な流れだった。
このとき、”モンテクリスト ヨットクラブ”という限定モデルをローンチしている。
様々なヨットクラブのチームロゴを数字の位置に配したこのモデルは、とても好評で、10ものバリエーションがあった。(現在は完売)
その後、しばらくはモデルとセーリングとの関係は途絶えるが、2019年に2つのヨットレーススポンサードが決定して復帰。
クラッシックヨットレースの最高峰
2019 Locman Antigua Classic Yacht Regatta
日本ヨットレースの最高峰
Audi NIPPON CUP 葉山シリーズ 2019
ローンチしたのは、"MONTECRISTO YACHTING"
初めて見たときは、光沢と深みが印象的なブルーダイヤルモデルが素晴らしいと思ったがしかし、時間がたつにつれ、閉じたまぶたに浮かぶのは、何故かホワイトダイヤル。恐らく、珍しいスカイブルーのストラップが効いていると思われる。こうなると実物を見ながら比較しても甲乙つけがたくなる。3モデル以上ある中から選ぶより、二者択一というのは難しいのかもしれない。
またNIPPON CUP 葉山シリーズのスポンサードからは、特別なコラボレーションも生まれた。昔から、近隣で活躍するイラストレーターの”鈴木 英人”さんが、葉山マリーナヨットクラブのためにオリジナルのイラストを描いてくれ、それを文字版にしたモデルだ。鈴木英人さんのイラストは、誰もが見たことがあると思うほどメジャーである。山下達郎のレコードジャケットが有名だが、2019年の夏は、サントリーモルツの香るエール(超美味い)の缶のイラストも手掛けた。
そして生まれたモデルが、これ
島国の日本と半島のイタリアの島”エルバ島”
海への強い敬意から生まれたコラボレーションだ。